給付型奨学金を狙うなら今!親が備える非課税と5ステップ

制度

給付型奨学金って、うちはもらえるの?」
実はこの制度、住民税非課税世帯や、ひとり親障がい者であれば、対象になる可能性はかなり高いです。
つまり、事前に知って、準備しておけば、お子さんの進学のチャンスが広がる可能性があります!

この記事では、親として今からできる5つのステップを解説します。
子どもの将来を守るために、「知って備える」のが大切です🌱

知らないと損!給付型奨学金の対象になるために

給付型奨学金とは?返さなくていいお金

奨学金と聞くと「借金」のイメージを持っている人も多いと思います。
でも実は、返さなくていい“もらえる奨学金”給付型奨学金という制度があるんです。

「給付型奨学金って何?」という方は、まずこちらの記事からどうぞ😊
📓【関連記事】給付型奨学金の仕組みや対象条件、もらえる金額などをまとめています
👉 給付型奨学金とは?返さなくてOKのお金を解説

この制度は、経済的に厳しい家庭の学生が、お金の不安で進学をあきらめないようにという思いで作られました。
返済の必要がないため、社会に出た後の負担を軽くすることができます✨

そして何より、国が運営している「日本学生支援機構(JASSO)」の給付型奨学金は、対象者も多く、全国の高校生が利用しています。

住民税非課税がカギになるって知ってた?

給付型奨学金に通るための条件として、実はとても重要なのが
「住民税非課税世帯」かどうかなんです。

住民税非課税というのは、ざっくり言えば「家族の全員が、年収が一定以下の家庭」のこと。

お住いの地域によって多少前後しますが、
夫婦と子ども1人の世帯で、年収190万円までが該当します。
ひとり親、障がい者なら、年収200万円くらいまで該当)

この「住民税非課税世帯に該当するか」で、支給されるかどうかが大きく変わってくるため、
早めに家計を見直して、必要があれば調整することも検討したいポイントです。

ひとり親・障がい者の家庭も対象になることが

「うちはひとり親だし、進学なんてどうやっても無理だろうな…」
そんなふうに感じて、奨学金の情報を調べる前にあきらめてしまっていませんか?

でも何度も言いますが、給付型奨学金は「困っている人の進学を支える」ために作られた制度なんです。
そのため、ひとり親世帯や、障がいのあるお子さん・親御さんがいる家庭も、住民税が非課税であれば対象になります。

申請の手続きが面倒って思うかもしれませんが、お子さんの担任の先生や進路指導の先生に、まずは相談してみてください!

ゆずしお
ゆずしお

先生に相談できるのは成績のことだけじゃない!
奨学金のことも、思うよりもずっと親身にサポートしてもらえるよ。

今からできる!親が備える5つのステップ

ステップ① 家計の収入状況を確認しよう

まず最初にやっておきたいのが、自分の家計状況を把握することです。
とくに「住民税非課税」になるかどうかは、収入額や扶養人数によって決まるので、
市町村から届く住民税通知書などを確認してみましょう。

こゆずしお
こゆずしお

お住いの自治体のホームページ内で、
個人住民税の計算方法」と検索すると、
住民税非課税の限度額について具体的な金額がわかるよ!

もし、「うちはギリギリ非課税じゃないかも…」という場合は、
収入調整(副業を控える、扶養の見直しなど)を検討して非課税範囲内に収めることで、給付型奨学金を受け取れる可能性を高くする、というのも一つの方法です。

※ただここは、あくまで制度の対象になる可能性を高める準備なので、無理のない範囲でやりましょう!

ステップ②住民税非課税に収められるか試算する

「非課税になるかどうか」は、家族構成(扶養の人数)年収によって変わってきます。
まずは自分の収入と、非課税限度額をしっかりと確認しましょう!

わたしの住む帯広市の場合、住民税非課税の限度額は以下の表のようになっています↓

本人を含む
扶養親族の人数
所得金額 給与収入に置き換えた場合
1人 420,000円 970,000円
2人 930,000円 1,480,000円
3人 1,250,000円 1,903,999円
ひとり親(特例)
または
本人が障がい者(特例)
1,350,000円 ※目安:給与収入200万円以下程度

※給与収入のみのケースでの目安額です。
※お住まいの自治体によって金額は異なる場合があります。帯広市以外の方は、お住まいの市区町村のホームページなどでご確認ください。

この「給与収入」というのは、あなたが会社勤め(社員でも、パートでも)をしているのなら、
お給料明細の「課税支給額」の欄の額面のこと。この課税支給額を1月から12月まで、12か月分全部足したのが、その年の年収です!

ゆずしお
ゆずしお

もし自分で計算が難しいようだったら、お給料明細をあるだけ持って市役所へGO!
市民税課で「自分の住民税非課税限度額が知りたいです」と伝えよう。
やさしく教えてくれますよ。

💡 試算した結果、「あと少しで非課税に届きそう!」という場合は、
職場に「いくら以内で働きたいと伝える」など、早めに動いておくのがオススメです🌱

ステップ③高校の進学説明会・先生に相談

給付型奨学金の予約採用の情報は、基本的に高校を通じて案内されます。
だから、学校から配布される資料や、進学説明会での話には要チェック!

不明点がある場合や、家計について不安がある場合は、
担任の先生や進路指導の先生に相談してもちろんOKです!

相談するときも、
「ひとり親なので…」「非課税になるか微妙で…」など、
質問をより具体的にすることで、受けられるサポートやアドバイスも具体的になりますよ!

💡 保護者が説明会に参加することで、「気づける情報」がぐんと増えるので、できるだけ関心をもって、参加してみましょう✨

ステップ④ 申請スケジュールをカレンダーに

奨学金の申請は、タイミングを逃すと大変😱!
とくに「予約採用」は高校3年の春〜夏(5月〜7月ごろ)が多く、
「気づいたときには締切が過ぎていた…」という声も少なくありません💦

そこでおすすめなのが、スマホや家のカレンダーに「申請時期」をメモしておくこと!
高校から案内があった時点で、すぐ書き込んでおくと忘れず安心です😌

💡また、申請に必要な書類(マイナンバー、収入証明など)も早めに準備リスト化しておくとスムーズに進みます!

ステップ⑤ 子どもと一緒に「もらえる可能性」を知る

給付型奨学金は、「親だけが頑張る制度」ではありません。

学力の基準高校の成績が平均3.5以上)なども必要になりますので、お子さん自身が「制度を知っておくこと」「普段の学校での学びを大切にすること」が、実はとっても大事なんです😊

「うちは申請できるかも」
「返さなくていい奨学金ってあるんだって」

そんなふうに、家庭の中で自然に奨学金の話題が出ることが、
子どもが進学に前向きになるきっかけになると思います🌱

お金で進学をあきらめてほしくないから

わたし自身が奨学金で苦労した体験

わたし自身、大学進学のときに「貸与型(返さなきゃいけないやつ)の奨学金(月10万円×4年=約480万円)」を借りました。
大学に行けるひゃっほい(゚∀゚)!!って浮かれてましたし、大学も楽しかったですが、
就職時にはすでに、500万円近い借金を背負ってのスタート。
「奨学金は借金」だと本当に実感したのは、社会に出てからでした😅

返済が終わったのは、わりと最近で、41歳のとき。長かった…
「大学に行った意味、あったのかな?」と考えたこともあります。
でも、“お金のせいで大学をあきらめた”という後悔を残さなかったことには意味があったと、今は思っています😌
それに今は、奨学金を会社が負担してくれたりする制度もあるんですよね。
お金で進学をあきらめず、なおかつ社会に出てからの負担も少なく、若い人たちに学んでほしいと思います。

今の制度を、うまく使ってほしい理由

昔は「奨学金=借金」しか選択肢がありませんでした。
(いや、給付型もあったのかもしれないけど💦情報は手に入らなかったし、当時の自分には、知ろうという気持ちも足りなかったと思います😓)

でも今は、返さなくていい「給付型奨学金」という制度がしっかりとあり、
住民税非課税世帯や、ひとり親・障がいのある家庭も対象になる場合があります。
「わたしのときもこれが使えたら…!」と思うからこそ、
これからの若い人たちには、制度をうまく使ってチャンスを広げてほしいと心から思います🌱

お金の心配だけで、子どもが夢をあきらめてしまうのは、本当にもったいない。
そのために親も子も「知って」「備えておくこと」が、未来を変える一歩になると信じています✨

❓ よくある質問(FAQ)

Q1
Q1

給付型奨学金は誰でももらえるの?

ゆずしお
ゆずしお

所得や家族構成、学力基準などの条件を満たす必要はあります。
特に住民税非課税世帯が対象になりやすいです。

Q2
Q2

ひとり親家庭でも対象になりますか?

ゆずしお
ゆずしお

はい、住民税非課税であれば対象になりますよ!
ひとり親家庭は住民税非課税にややなりやすいです。
高校からの案内をしっかりチェックしましょう。

Q3
Q3

うちが住民税非課税世帯かどうか微妙なときは?

ゆずしお
ゆずしお

迷わずに、お給料明細をあるだけ持って市役所へ行きましょう!
市民税課で「自分の住民税非課税限度額が知りたいです」と伝えて、具体的に確認すると本当に安心です。

🗒️ その他の質問

Q4. 予約採用っていつ申し込むの?
A. 高校3年生の春〜夏ごろが多いです。高校から配布される資料や説明会の日程を確認しておくと安心です。


Q5. 子どもが障がいを持っていても申請できますか?
A. 条件を満たせば可能です。手続きに不安がある場合は、学校や先生に相談してサポートを受けましょう。


Q6. 申請は親がするの?それとも本人?
A. 申請自体は子ども名義ですが、書類の準備やスケジュール管理は親がフォローしてあげると安心ですね!


Q7. 他にも支援制度はあるの?
A. 給付型奨学金以外にも、授業料減免制度や地方自治体の支援などがあります。学校や自治体サイトで調べてみましょう🌱

📝 まとめ

子どもの進学にはお金がかかります。
でも、それを理由に子どもの夢をあきらめさせてしまうのは、親としてもつらいことですよね。

「返さなくていい奨学金=給付型奨学金」という制度があり、
住民税非課税世帯や、ひとり親・障がいのあるご家庭でも、条件を満たせば支給される可能性が多くあります。
仮に住民性非課税世帯ではなくても、日本学生支援機構(JASSO)の奨学金は「資産・家族状況・生活状況」などを総合的に見てくれる部分もあります。

「うちはどうなんだろう?」と少しでも思ったら、今からできる準備を少しずつ始めてみること、まずは制度を知ることが、子どもの未来を守る第一歩です。

自分の経験からも強く思います。
知らないことでチャンスを逃したり、損をしたり、してほしくない!
この記事が、あなたとお子さんの「進学をあきらめない準備」のきっかけになれば嬉しいです🌱

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